WATAMI キクイモプロジェクト

2021年度 きく芋作付けスタート

2021/04/08

ワタミファームの戦略商品として2020年より栽培をスタートしている菊芋。

群馬県にある倉渕農場で、2021年度の作付けがスタートしました。

今年はワタミファーム全体で昨年の5倍ともなる150tの収量を目指して作付けします。

 

また、菊芋の品種は大きく分けて白芽と赤芽があり、

昨年は白芽の菊芋を中心に育てていました。

今年は赤芽を増やして作付けし、品質や加工歩留まりを比較していく予定。

 

 

 

 

全体が赤みがかった赤芽の菊芋

 

土質と品質の因果関係にも着目していきます!

きく芋のお酒を仕込みます 喜久水酒造様との共同開発

2021/03/30

きく芋の新商品に挑戦するため、今年はきく芋のお酒づくりに取り組みます。

きく芋酒といっても、菊芋を蒸留させるのではなく、お酒にきく芋をつけこみエキスを抽出する

リキュール方式での仕込みです。

 

この日仕込みを行ったのは、日本酒にきく芋を漬け込む作業。

協力いただいたのは、長野県飯田市にある喜久水酒造様。

長野県のお米でつくった純米酒で、長野県にあるワタミファーム東御農場のきく芋を漬け込みます。

試作段階では、美味しい日本酒に、きく芋の風味がしっかり移り面白い仕上がりになりました。

きく芋の魅力を伝えていける商品にしていきたいです。

きく芋酒仕込み

蒸しあがったきく芋からは、甘い香りが広がります。さましてから、日本酒を注ぎ込み1か月ほど寝かせます

きく芋加工 体験レポート 210325

2021/03/26

今日は、きく芋が収穫された後の過程を体験しにきました。
菊芋は形が複雑で、加工場泣かせなのだそうです。

洗浄~トリミング(悪くなった部分を取り除く)の過程を工場の方と一緒におこないました。

◇洗浄
土から掘り上げた状態で保管されていたきく芋を、水洗いしていきます。
土物は、洗って土を落とすと傷みやすくなるので、土がついたまま保管するんですよ。

洗浄の畑の土によっても全く違います。
今回は、ワタミファーム長野県東御農場のもので、比較的土がサラサラしており
きく芋の洗浄作業もスムーズでした!

 

 

◇トリミング
きく芋は、生姜のような形をしています。
芋の実同士がくっついて隙間に土が詰まってしまっていると、水の洗浄では取り切れません。
一つ一つ手作業で隙間にはいった土がないか確認し、
茎の部分や傷みのある部分をカットしていきます。

有機きく芋加工

一つ一つ丁寧にきく芋の状態を確認し、洗浄残しをカットしていきます

この作業は非常に大変でした。

きく芋の加工を実体験し、農場で収穫する際の品質の基準や
何を意識して栽培するかなど 見直すきっかけになりました。

次の栽培につなげていけるよう頑張ります!