2020年12月11日(金)、ワタミ代表取締役会長兼グループ CEO渡邉美樹は、群馬県知事山本一太氏を表敬訪問しました。これは群馬県高崎市のワタミファーム倉渕農場を中心に生産しているオーガニック野菜「きく芋」が、当初計画の2倍の20トンの収穫となり、5農場全体では40トンの収穫に成功したことを機に行われたものです。
渡邉は「天然のインスリンともいわれるイヌリンを多く含むきく芋は、血糖値上昇を抑える効果や整腸作用もあり、〈きく芋が世界を救う〉との医学専門家のアドバイスもあった」と報告。これを受けて山本知事は「いま群馬県はコロナ禍から県民の生命と安全を守ることに全力を注いでいるが、その意味でもタイムリーな話。群馬県の観光戦略である温泉のポイントは免疫力向上で有機や健康食への関心も高まっている。特に、群馬県産の食材がいかに成分的に優れているか、健康にいいか、ということを科学的に調べて展開したい」と話に耳を傾けました。
ワタミグループでは、有機「きく芋」を、「スーパーBIOフードきく芋」と称して、国内外食事業の443店舗、宅食事業の営業所525カ所でそれぞれ展開する計画。渡邉は、「生産者と連携し持続可能な循環型社会の構築のため、環境に配慮した農産物を生産・調達し、SDGsの目標達成に貢献したい」というワタミの姿勢や取り組み示す資料も手渡しました。
会場には、きく芋のほか、「きく芋」を使用した外食店舗のメニュー「きく芋茶」「きく芋焼酎」「きく芋入りポテトサラダ」「鶏の炊き込みご飯」「きく芋のポテトチップス」などを展示しワタミファームの倉渕農場で収穫した「きく芋」を山本知事に贈呈。
また試食会で、きく芋メニューを試食した山本知事は「かなりおいしい。しかも体に優しい感じがする」と評価。渡邉が、ワタミでは全社横断プロジェクトとして「きく芋」の商品化と普及に取り組むことや群馬県内できく芋の加工も行い「群馬ブランド」の主力商品として展開することを伝えました。